Whiteningホワイトニング

歯の変色の原因

A 外因性の着色

歯の着色で一番おおいのは、タバコ、やコーヒー 紅茶などによる外因性の着色です。歯石や、歯垢などとからまって歯に強く付着しています。この着色を除去するのは比較的簡単で、歯石をとったり(ほとんどすべての歯科医院で対応可能)、歯の表面にクリーナーをふきつけることによって(私の想像では歯科医院の半数ぐらいがこの機械をもっているのではないかと思います。)ステインを除去することが可能です。

B 加齢による着色

加齢により歯はだんだんと黄ばんできます。これは、残念ながら家庭でのお手入れで防ぐことはほとんど不可能です。しかしながら、加齢による着色の場合、ホワイトニングにより、いちばん反応しやすく、ホワイトニングの効果がてき面にあらわれます。

C 小さいころの抗生物質の服用による強度の着色

1960,年70年代に生まれた方で小さい頃に病気になり、テトラサイクリン系の抗生物質を服用した現在の30歳40歳代の方に多くみられます。当時、内科医、小児科医のなかには、テトラサイクリン系がこのような副作用があることを知らない人もいたようで、または知っていても過小評価していた医師がいたためだとおもわれます。服用がわずかな期間でも着色するといわれています。着色の度合いも千差万別ですが、一般的には強度の変色で、ホワイトニング剤では対処不可能といわれています。ラミネートベニアで治療されることが多いようです。私の個人的な意見では、強いホワイトニング剤を長期間使用すると、かなり改善します。

D 神経をとったことによる着色

神経を取った歯が黒っぽくなることがよくあります。神経をとったとき、神経は血液で満たされていてその一部が歯に歯にしみこんで、時間が経つうちに化学反応をおこして黒くなります。

E 生まれつきすこし黄ばんでいる

生まれつき歯が黄色みかかっている方がおられます。遺伝的な要素によるものです。ホワイトニングの適応になります。