みなさんは、審美歯科という言葉を何時ごろはじめて聞かれたでしょうか?ほとんどおおくのかたは、松田聖子さんが或る歯科医師と結婚したときに、その歯科医師は審美歯科医としてマスコミに紹介されました。そのときはじめて聞かれたことだと思います。では審美歯科とは歯科の分野の中で何をすることを目的としているのでしょうか? その目的の大きな一つは、 歯の色、形、歯並び、他の歯との調和、機能やその審美性(見た目)を通して治療を受ける方の生活の質(QOL)をあげること だと思います。歯科医のなかには、「審美歯科なんて、ちゃんとした歯科医師のする仕事ではない。」とおっしゃる大先生もおられますが、長年、歯のことに関して悩みをもっておられる方、コンプレックスを持っておられる方の問題を解決して差し上げることは、そのかたのQOLを高めるのにきわめて貢献するものと思います。